やっぱり手術やります(12月23日)

再び病院へ。

手術はしない、の一点張りで通すはずであったが、

「卵巣が破れて緊急手術なんてなれば、それこそ本人の意思など聞かずに好き勝手にあちこち取られてしまう。」

こんな言葉に大きく揺さぶられてしまったのだ。

すごく怖かった。

 

そしてなぜ手術がイヤなのかなど私の意思も聞いてくれた結果、

切開の幅は恥骨からおへそまで、

卵巣だけを取って子宮は残し、ほかの臓器は触らない、

手術は数週間延期(秘伝などできる限りのことをやり尽くしたかった)

こんな譲歩案を提案された。

て、そもそも手術内容って交渉できるんだ…。

 

返事は明日中でいい、ということになったのだが、

「それでも手術はしない」と言えなかった自分に自己嫌悪に陥るのである。

 

病院から横田先生に電話をした。

医師と話した内容をすべて伝え、今は手術したい気持ちがある、と伝えた。

「阪大という莫大な情報場に飲み込まれるのは当たり前のこと。

手術する、しない、ってどっちでもいい。

僕の中ではそれは終わっている過去の時間で、僕の中にはかおるさんの良い未来しかないから。

良い未来を信じ切っているから。

だからそれまでのプロセスは何を選んでもいいと思う。」

「ところでお母さんに手術しないって伝えた?」

 

そう、母は手術しないと聞いた時、ガンだと伝えた時よりもショックを受けていたのだ。

「それならお母さんのためにも手術した方がいいね。」

私の手術したい気持ちを最大限後押ししてくれた形に涙がこぼれた。

 

先生は「良い未来しかない」と信じ切っているのに、私が自分自身を信じ切れていない事にショックでもあった。

 

その日、王子に送ったライン

「横田先生、マジ神や」

 

そして翌日、入院と手術の日程が決まった。